ホームページ所有者にとって、ドメインを変更することは大きな決断力が問われます。本記事を閲覧される方々は、ドメイン変更方法を知りたい人がほとんどでしょう。

しかし、他にも以下のような疑問や悩みを抱える方もいらっしゃるのではないでしょうか?

・ドメイン変更が必要な場面と、考えられるメリットやデメリットが知りたい
・ドメイン変更をする際に注意すべきポイントを知りたい
・検索順位をなるべく落とさずにドメインを変更したい

本記事では上記のような疑問や悩みを抱える方に向けて、ドメイン変更の意味付けやSEO対策といった基本情報から具体的な方法を解説しています。

また、ドメインを変更する際よく使われるWordPressを用いた変更手順についても触れているので、自分に合ったやり方を模索するためにも是非本記事を参考にしてください。

そもそも、ドメインとはインターネット上に存在するコンピュータやネットワークを識別するための要素です。あらゆるWebサイトには「https://www.○○○.com」といったURLが存在します。

WebサイトのURLは基本的に3つの要素から構成されており、「https://」が「スキーム」、「www」は「ホスト」、そして「○○○.com」が「ドメイン」と呼ばれます。つまり、ドメインはWebサイトへアクセスするために必要となる固有の住所のようなものといえると共に、なくてはならない必須の要素です。

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ドメインを変更するメリット


私達はどの場面でドメインを変更する必要があるのでしょうか。代表的な例として、「会社名の変更」があります。

会社名が変更した際、サイト名やサービス名を更新する必要性があるので、ドメイン変更をするケースが多くあります。このようなケースは「せざるを得ない場合」であり自己のドメインに納得がいかず、変更するといった「選択の余地がある場合」とは異なるものです。しかしどちらのケーズでも以下のように一定のメリットがいくつか挙げられるでしょう。

・使用しているドメインの将来性が無いと判断した場合、再度挑戦できる
・ユーザーから見た印象の信頼度が高い
・ドメイン取得費や更新費がお手軽になってきている

現状に不満を感じた時にドメイン変更することは、状況を打開出来る可能性やユーザーに興味を引き立たせる効果があります。また以下の表から、ドメイン取得の際の料金相場はそこまで高くないことが読み取れるでしょう。

.com.jp.co.jp.net
平均金額1,408円1,628円4,158円1,628円
特徴商用サービスや企業向け日本を意味日本国内で登記を行っている会社向けネットワークに関するサービス向け

引用元:お名前ドットコム

ドメインを変更する際の3つのリスク

ドメイン変更は、メリットよりデメリットの方が大きいものです。以下では変更する際に気を付けなければならないリスクを、代表して3つ紹介します。

1. 外部リンクによるSEO効果が無効になる

SEOとは、Search Engine Optimizationの略で、その直訳どおり「検索エンジンを最適化する」テクニックのことを指します。ここで言う最適化とは、検索時に上位にサイトが表示されるように、サイトを最適な状態に準備しておくことです。

GoogleやYahoo!といった検索エンジンは、独自ドメインのWebサイトを評価する傾向にあります。そのため、独自ドメインでWebサイトを構築することは、SEOにおいて有利に働くという点が大きなメリットです。

効果的なSEO対策により、1位表示されるようになると30%ものクリック率を見込むことができるというデータもあります。SEOは効果が目に見えるまでに長年かかることもありますが、成功すれば最高の広告と言えるでしょう。

独自ドメインの取得以外に考えられるSEO対策は以下の7つが挙げられます。

  • キーワード選定
  • 量より質を重視した読みやすいコンテンツ
  • タイトルとディスクリプション
  • 記事内タグの選定
  • 画像と文字サイズの最適化
  • 外部リンクの獲得
  • サイテーションの獲得

以下の記事では、これらSEO対策の方法やSEO対策をするメリットについて詳しく紹介しています。また、SEO対策に役立つGoogleサーチコンソール・Googleアナリティクスについても説明しています。より詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。

SEO対策の1つとして挙げられている、外部リンクの獲得はドメイン変更する上で最も気を付けなければいけない対策方法です。なお、外部リンクによるSEOとは、他のWebサイトからのリンク獲得によって表示順位を決定する指標です。ドメインを変更すると、今まで獲得してきた外部リンクが正常に転送されないので、結果としてSEO効果が無効になってしまいます。

正しい手順でドメインを変更しなければ「せっかく他のサイトで紹介されているのに、アクセスできない」という事態が発生しSEOの評価が下がり兼ねません。

2. ドメインエイジがなくなる

ドメインエイジとはその名の通り、ドメインの年齢を指します。ドメインの年数が長いほど、多く更新されSEO効果が高くなるので変更した際そのリソースを使用できません。

外部リンクと同様、信頼性が失われ、0からのスタートになり兼ねない可能性があるのです。

3. ユーザーがアクセスしにくくなる

SEO効果が無効になったり、ドメインエイジがなくなるといったことはアクセスのしにくさに直接影響します。特に、変更前のWebサイトは注意が必要でしょう。

例えば、ユーザーがPCやスマートフォンで変更前のWebサイトをお気に入り登録したり、SNSの引用・文献のメモ等に活用していたとします。

そのユーザーにとってアクセス出来ないことは不利益です。変更前のサイトにリダイレクト機能を付け変更後のサイトに誘導することは可能ですが、逐一手間が生じてしまうので事前に告知をしたり、誠実な対応を心掛けるようにしましょう。

ドメイン変更をする3つの手段

以下では、ドメインを変更する為の5つの手順について紹介します。

1. 新ドメインのサイトを用意する

ドメイン変更を行おうとする際、始めに新ドメインを取得しましょう。「検索結果に反映されているか」確かめる為に、インデックスの許可は不可欠です。しかし、情報が不確かな状態のまま許可をしてクロールに見つけられてしまってはSEOの性質上あまり良くありません。

その為、新ドメインのサイトのヘッダーに「noindex」を使用しGoogleの検索結果に表示されないようにしたり(noindex設定)ユーザー名やパスワードといった入力が無ければアクセス出来ないようにすること(basic認証)で安易に情報が行き渡らないようにさせることが重要です。

このように、ドメイン自体に制限を掛ける方法は多数存在しますが、設定するファイルによって制限方法に差が出る為、あらかじめどのドメインを取得するのか見定めることが重要です。

以下の記事のように、「robots.txt」を使用した場合はnoindex設定が使えないことがあるので注意する必要があります。

参照元:9月1日よりnoindexが完全無効!?改めてrobots.txtの書き方を紹介 | SEO対策なら株式会社ペコプラ

2. リダイレクトを設定をする

リダイレクトは、旧ドメインを訪れたユーザーを新ドメインへと転送させる処理を指します。処理方法は以下の4つが挙げられます。

・htaccessを使う
・PHPを使う
・Javascriptを使う
・HTMのmetaタグを使う

上記の中で最もgoogleから推奨されている方法はhtaccessです。htaccessでは「301リダイレクト処理」と「302リダイレクト処理」があります。どちらも処理方法に違いはないのですが、一般的に「301リダイレクト処理」のやり方が主です。

処理の詳細方法については、以下の記事を参考に設定しましょう。状況に応じてどのコードを打てば良いか、検討する必要があります。

参照元:Htaccessリダイレクトの方法~301リダイレクトの転送方法|ferret

尚リダイレクト設定は旧URLが持っているSEO評価を引き継ぐことができると言われていますが、これは良い評価だけではなく、悪い評価も引き継いでしまいます。

例えば、旧ドメインにGoogleペナルティを受けたコンテンツやページがある場合は、リダイレクトから削除したり、1から作成し新ドメインで活用するのが安全策と言えるでしょう。

また以前述べた様にドメインエイジが無くなるので、ユーザーからの評価もリセットされます。とりわけSNSからのアクセスを中心に運営している場合は元々得ていたシェア数が無くなる事を念頭に置く必要があります。

3. 新旧サイトマップをGoogleに送信する

最後に、サイトマップをGoogleに送信しましょう。そもそもサイトマップとは、言葉の通りサイト全体のページ構成を地図のように一覧で記載しているページのことです。変更前後の新旧サイトマップを送る必要があるのは、URLの移転を速やかにGoogle側に認識して貰う為です。

サイトマップを用意しておくことで、ユーザーが目的のページを探しやすくなったり、検索エンジンがサイト内のページを知らせやすくなります。

また、新旧ドメインを比較する一つの指標ともなりえるでしょう。他にもサイト内の評価を高める為に、以前と比べてどの機能が進化したか、些細なこと(安さ、即効性、効果範囲、対象年代等…)を表にしておくことでドメイン変更の価値を上げさせましょう。

尚、サイトマップを送信する際「Google Search Console」がおすすめです。詳細の手順についてはこちらの記事に記載されています。併せてお読み下さい。

参照元:https://developers.google.com/search/docs/advanced/sitemaps/build-sitemap?hl=ja

WordPressのドメイン変更手順


次に、WordPressでホームページを作成している方に向けた、ドメイン変更手順について説明します。手順は以下の5つの流れで行うことができます。

1.新たなドメインの取得と設定      
2.サイトURLを新たに変更      
3.301リダイレクトの設定      
4.FTPにログインする

5.Google Search Consoleに新たなURLを登録

WordPressでリダイレクトを設定する際、特徴的なのはFTPを使用することです。そもそもFTPとはHTTPと同様に、通信プロトコルの手段の略語です。HTTPがブラウザやwebページを表示する際利用されるのに対し、FTPはファイル転送に利用されます。

FTPにログインすると、独自ドメインで作成した公開フォルダが表示されるので開いた状態にしましょう。その状態で新規ファイルを作成し.htaccessをファイル名に入力し保存します。確認を済ませれば、「Redirect permanent/http;」の後に新たな自分のURLを入力して.comを入れましょう。

最後にセキュリティの観点から(パーミッション設定とも言う)属性を604に変えれば、後の変更手順は冒頭で説明したものと変わりません。

ワードプレスは世界中で最も利用されているCMSの一つです。オープンソースな為、脆弱性が発見されやすいです。セキュリティ対策を明確に行うことを念頭に置きつつ、有効なプラグインを活用するのをおすすめします。

例えば、ドメインを置換したい時にワードプレス内にある「Search Regex」を導入すればサイト上に残っている旧ドメインが新ドメインに、一括で変更することが出来ます。

新しいサイト公開にあたって注意すべき3つのポイント

ドメイン変更を行った後に、定期的にメンテナンスをしなければサイトが廃れてしまい、変更の意味が無くなってしまいます。最後に、サイト公開で注意すべき3つのポイントについて解説します。

1. リダイレクトを解除する時期

そもそも、リダイレクトは永続的に使用し解除しないことが一般的です。しかしGoogleなどの検索エンジンで新サイトにアクセスした際、リダイレクトを解除していないにもかかわらず、「ページを開けません。多くのリダイレクトが発生しています」といった文言を目にした方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

このような事態を防ぐには、リダイレクトの解除が必要となります。一般的にGoogle Search Consoleに新たなURLを登録して約半年から1年は開けるように心掛けましょう。なぜならば、他サイトの外部リンクで、旧サイトが表示されてしまう恐れがあるからです。

2. リダイレクトをかける範囲

では、リダイレクトの範囲はどこまでが最適なのでしょうか。SEOの観点上、本題と関係ないようなサイトのページを引き継いでしまうとGoogleからの評価が下がり兼ねません。

また、過去にペナルティ評価を受けたページがあればそちらも引き継がない方が良いでしょう。
上記以外のページは基本的に全てリダイレクトを掛けることが望ましいです。

3. 常時https化

セキュリティ対策をする為に、ドメイン移行のタイミングでサイトURLを「http化」させましょう。この「http化」はGoogleも推奨しており、もししていないとGoogleから警告を受けてしまいます。

もちろん、SEOの観点からも望ましく、Webサイトの分析やサイト通信の高速化も実現できるのです。サイトを介して集客を試みる場合も、大いに役立つことができるでしょう。

まとめ

ドメイン変更はメリットよりデメリットがつきものです。しかし、サイトを運用する上でいつかは変更の決断をすることもあるかもしれません。ドメインは基本的に世界で1つしか存在できないため、取得にも神経を使うものです。

また、変更後のサイト公開までの手順を間違えてしまうとやり直す手間が掛かってしまいます。ぜひ本記事を参考にしてドメインの変更と運用に役立てて下さい。

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