不動産会社のサービスや情報提供していくツールとして、今やホームページは欠かすことのできないものです。ここでは、運用するメリットや注意点、盛り込むべき情報のポイントなどを解説します。また、実例として15社の不動産会社のホームページを取り上げ、5つの特徴別に解説します。ホームページを制作する際の参考にしてください。

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不動産会社がホームページを運営するメリット5つ

そもそも不動産会社がホームページを運営することにどのようなメリットがあるのでしょうか。メリットを理解できれば、不動産会社が何を目的としてホームページを運営していくのかが見えてくるはずです。このポイントをしっかり押さえるために、5つのメリットについて解説します。

プロモーションになる

第一のメリットは、自社のプロモーションになることです。数多くの消費者がインターネットを利用するようになった今、何かを購入する前に自らインターネットで情報を収集し、比較・検討するのが当たり前となりました。それが人生に大きな影響を与える住居選びや土地活用となれば、なおさらでしょう。

もはやホームページは実店舗と同等の価値を持つと言っても過言ではありません。不動産会社は抱えている不動産物件そのものでは自社の個性を出しにくい部分がありますが、ホームページを運用して自社の得意分野やサービスをアピールするが可能です。その結果、顧客から関心を持たれて契約につながることが期待できます。

顧客と直接の接点ができる

自社でホームページを持っていない不動産会社で、SUUMOのようなポータルサイトを利用しているケースがあります。しかしポータルサイトの利用には広告費や手数料が必要であり、顧客との接点もあくまで間接的なものです。

しかし、自社でホームページを作って広報すれば、顧客と直接の接点ができ、より自由に自社をアピールすることが可能です。魅力的なホームページを作り、そこに電話番号などの連絡先や問い合わせフォームなどを設置すれば、ユーザーと直接的に接点を持つことが期待できます。ホームページを持つことは、ユーザーが自社に流入する経路を増やすことに他なりません。

物件の情報がリアルタイムで載せられる

自らで自由に情報を更新できるホームページを持つことは、自社が抱える物件の情報をリアルタイムで掲載できる大きなメリットがあります。メリットを享受するためには、ホームページを作る際に制作会社へ依頼しても、運用段階においては更新作業を自社で行える体制に整えておくことが重要です。

新作業まで外部業者に頼むとコストが上乗せされる上、更新までにタイムラグが発生する可能性があります。更新頻度が高ければ、顧客の定期的なアクセスも期待できるでしょう。

顧客・オーナーに安心感を与えられる

ホームページを作成して積極的に自社の情報を発信することは、顧客やオーナーからの信頼感を勝ち取り、安心感を与えることにもつながります。顧客にとっても、またオーナーにとっても、不動産取引は大きな決断が必要です。顧客やオーナーの目線に立ってみれば、その大切な取引を預かる不動産会社がどのような相手なのか知りたいと思うのは当然のことでしょう。

自社のホームページは、顧客・オーナーが知りたい情報が得られ、また企業として信頼できるかをはかるのにツールとして役立てることができるのです。

採用情報が載せられる

顧客だけではなく、新たな人材を呼び込むための発信の場にもなります。ホームページの一角に求人募集をするページを設ければ、入社を希望する人がアクセスし、直接コンタクトを取ることができます。さらに、ホームページ内に自社の業務などを紹介するページを作れば、求職者はそこで事業内容や職場の雰囲気を推しはかる材料となります。

十分な事前情報を得た上で応募してきた人材は採用後にギャップを感じることが少なくなるため、早期退職のリスク軽減も期待できるでしょう。

不動産会社のホームページデザインのポイント5つ

ホームページは、企業の顔ともなり得るものです。ホームページのデザインによって、ユーザーに与える企業のイメージなども大きく変わってきます。ここでは、ホームページを作る上での参考として、5つの特徴に分けて、15社の不動産会社のホームページの特徴をご紹介していきます。

ターゲット層に好まれるデザインか

ホームページを開設する上での重要なポイントとして、どのようなユーザーをターゲット層に想定し、ホームページを制作するのかが挙げられます。単身者向けの物件が多ければ若年層に好まれるようにポップなデザインにしたり、ファミリー向けの物件が多ければアットホームなデザインにしたりといったことが考えられます。以下はそれぞれデザインのテイストが異なるホームページであるため、その差異を意識してみてください。

三井不動産リアルティ株式会社

引用元:三井不動産リアルティ株式会社ホームページ(https://www.rehouse.co.jp/

三井不動産リアルティ株式会社のホームページは白を基調にした清潔感のあるデザインです。三井不動産リアルティのターゲット層はファミリー層や中高年層を意識しており、用いられている人物写真もそれらの世代をカバーしたものが多くあります。

サイトコンテンツとしては同社の主要事業「三井のリハウス」が目立つような構成になっています。また、トップページで「プレミアム物件」として海外も含むリゾート物件の案内を行っているのも資金力の高い購買層向けに情報発信しているのが伺えます。全体的なサイトデザインとしては、スタイリッシュ過ぎず、適度に落ち着いたレイアウト構成になっています。

株式会社 東京不動産

引用元:株式会社 東京不動産ホームページ(http://www.tokyo-re.com/

東京不動産のホームページのファーストビューは画面いっぱいに広がる都内の映像から始まります。東京駅をはじめ、オフィス街や下町、神社など都内の各所を紹介しながら東京が持つモダンとレトロの両方の側面をアピールしています。

トップページに物件情報など多くの情報を載せる企業が多い中、東京不動産のトップページはかなり情報が削ぎ落されており、白と黒のモノトーンを基調に構成されたデザインはどこか重厚さを感じさせるものです。しかしホームページ全体のコンテンツが乏しいわけではなく、個別のページでは必要な情報が詳しく掲載されています。

株式会社アールストア

引用元:株式会社アールストアホームページ(https://www.r-store.jp/

アールストアのホームページは白を基調に比較的シンプルにまとめられています。写真が多用されており、差し色に黄色も使われているため、賑やかさや可愛さを感じさせるデザインです。

イラストも使われており、随所でポップさも感じられるデザインです。トップページにピックアップされている物件写真はどれも光をうまく取り入れた明るい写真が使われており、清潔感を感じさせます。掲載物件は1Rなど単身世帯向けのものが多く、サイトデザインのポップさとターゲットの若年層がマッチしたホームページです。

安心・信頼できる

売買にせよ、賃貸にせよ、不動産契約は顧客にとって人生の大きな契機です。そのため、顧客が安心感や信頼感が得られる不動産会社と付き合いたいと思うのは当然のことでしょう。とりわけ高級物件を扱う不動産会社や、公的な性質が強い事業者であればなおさら「信頼感のある企業」というイメージが大切です。以下は、安心感や信頼感をユーザーに与えるデザインのホームページです。

独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)

引用元:独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)ホームページ(https://www.ur-net.go.jp/chintai/

UR都市機構(以下、UR)は国土交通省所管の独立行政法人で、団地を始めとする賃貸住宅事業を全国的に展開しています。URのホームページデザインはコーポレートカラーである紺色を基調にして、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

全国的に事業を展開しているURだけに、ホームページにアクセスして最初に目に飛び込むのは日本地図です。ユーザーはそこからすぐに目当ての物件がある地域情報にアクセスできます。この例からも分かるように、URのホームページは、ユーザーが目的の情報に素早くアクセスできるように、全体的にシンプルなデザインで情報が整備されています。

ME Real Partners株式会社

引用元:ME Real Partners株式会社ホームページ(https://www.ouchibank.com/

ME Real Partnersは愛知県名古屋市を拠点とする不動産会社です。ホームページは、トップページに名古屋の街並みが大きく映し出され、どの街に強い不動産会社なのかが言葉にしなくてもアピールできるようになっています。

ホームページを作る際、前述のようにどのようなターゲット層を想定するかが重要ですが、企業によっては顧客に対してもオーナーに対しても同様にアプローチしたい場合もあるでしょう。ME Real Partnersのホームページはその点でユーザーが目当ての情報にスムーズにアクセスできるような配慮が行き届いており、どのユーザーに対しても優れたUXを提供しています。

株式会社 make act (メイクアクト)

引用元:株式会社 make act (メイクアクト)ホームページ(https://www.ma-minatoku-chintai.com/

make actは六本木ヒルズや東京ミッドタウン、東京タワーなどが位置する東京都港区の賃貸物件を数多く扱っている不動産会社です。この特徴を反映するようにホームページのトップデザインには東京タワーの夜景を映した写真が使われています。

トップページですぐにタワーマンションや分譲マンションをはじめとする数々の物件情報を確認することができ、写真や物件情報も非常に充実しています。また、「新築」や「ペット(可物件)」「礼金0」「最上階」など特徴別の物件ページに案内してくれるアイコンが分かりやすい位置に設置されているため、ユーザーは各々のこだわりに即したページにアクセスしやすいレイアウトになっています。

誠実さが伝わる

不動産業は、不動産という顧客の人生設計に左右する大きな商材を扱っています。それゆえ、お客様に企業としての誠実さをアピールしていく必要があります。たとえば、自社のスタッフの写真を掲載することなどが挙げられます。従業員がどのような人物なのかが少しでも発信できれば、お客様からの信頼を勝ち取れる可能性が増すことでしょう。その他、利用したお客様からの評価を記載したページを盛り込むことも効果的です。

株式会社東亜不動産

引用元:株式会社東亜不動産ホームページ(https://www.toa-estate.co.jp/

東亜不動産は熊本県の中古物件売買や賃貸を中心に事業を展開する不動産会社です。東亜不動産のホームページのトップ画面には社員が笑顔で並んでいる写真が掲載されており、ユーザーが第一印象から親近感を得やすいデザインになっています。

また、メニュー画面も分かりやすい位置に目的別で表示されており、ユーザーがアクセスしたいページがどこにあるのかが視覚的に見つけやすくなっています。物件に関するお役立ち情報やコラムなどのサブコンテンツも充実しており、本来の目的から離れて閲覧しても楽しめるサイト構成です。

センチュリー21加盟店 株式会社富士ハウジング

引用元:センチュリー21加盟店 株式会社富士ハウジングホームページ(http://www.century21chintai.com/index.html

富士ハウジングは神奈川県の湘南エリアに特化した地域密着型の不動産会社です。海辺の街として有名な湘南らしく、トップ画面には海沿いを走る江ノ電の写真が使われており、風情を感じさせます。

全体の背景色も白と淡い青緑で統一されており、波のように動くエフェクトが使われるなど、海を想起させるデザインになっているのも注目点です。もちろん物件も海に近い物件が多数掲載されており、検索機能も優れています。さらに、スタッフの紹介ページやお客様の声など地域密着型の企業らしい親しみやすさを感じさせるページが用意されているのも特徴と言えます。

ピタットハウスネットワーク株式会社

引用元:ピタットハウスネットワーク株式会社ホームページ(https://www.pitat.com/

ピタットハウスのホームページは爽やかな空の色を背景に、カラフルな淡い色を使用して明るい雰囲気を与えます。また、コンテンツの一部には手書きのイラストも使われており、親しみやすいポップなイメージです。

サイト構成としてはトップページから物件の紹介ページへアクセスするためのタグが充実しているのも特徴です。新築物件特集やフリーレント物件特集などユーザーの興味がありそうな情報をトップページに掲載することで、ホームページからの離脱者を減らす効果が見込めるでしょう。

堅苦しくなく親しみやすい

自社に対して親しみやすさを感じてほしい場合は、ポップな雰囲気のホームページデザインにするのが有効でしょう。たとえば、イラストを多用してコミカルなデザインにしたり、アニメーションを使用して視覚的に楽しめるようにしたりするのも効果的です。

こうした視覚効果は単にユーザーを楽しませるだけでなく、企業側が望む方向にユーザーの視線を誘導する効果もあります。遊び心やユーモアのあるホームページを提供すれば、ユーザーが情報を探す場とするだけでなく、コンテンツを楽しむページとして認識することが期待できます。

小田急不動産株式会社

引用元:小田急不動産株式会社ホームページ(https://www.odakyu-chukai.com/

小田急不動産のホームページデザインは水色と黄緑色を基調に構成されており、軽やかな爽やかさをユーザーに与えます。トップ画面では商圏である神奈川や東京の風景や人々がスライドショーで次々に映し出され、どこか懐かしさを感じさせるような雰囲気のホームページに仕上がっています。また、どのページを開いても画面側面に常に目的別のメインメニューを確認できるので、ユーザーは迷うことなく目的の情報に辿り着けます。

株式会社まごころ住宅

引用元:株式会社まごころ住宅ホームページ(https://magokoro-home.co.jp/

まごころ住宅のホームページは全体的にパステルカラーで統一されており、画面を下にスクロールするごとに柔らかくグラデーションが変化していきます。丸みを帯びたフォントを活用することで、親しみやすさとおしゃれさを同時に醸し出しています。

どちらかと言えば、女性に好まれそうなサイトデザインと言えるでしょう。まごころ住宅のホームページはコンテンツ量は少なめですが、デザインを工夫して広くスペースを活用することで、見やすさを際立たせるように工夫されています。

株式会社ienico

引用元:株式会社ienicoホームページ(https://www.ienico.com/

ienicoのホームページはコンセプトカラーであるオレンジ色が多用されており、ポップな印象をユーザーに与えます。白地の背景にオレンジは非常に際立って見えるので、多用されている写真も相まって、非常にメリハリを感じさせるデザインです。

細部まで計算されたデザインで、たとえば一部の重要な見出しだけに縦書きが挿入されていることで目が行きやすく、スタイリッシュさを感じます。目を引くオレンジの枠がZ字を描くようにジグザグに配置されているので、視線が自ずと画面全体を動くような工夫が施されています。

おしゃれで見やすい

おしゃれな物件や高級な物件を数多く取り扱っているなら、スタイリッシュで品のあるホームページデザインにするのも手です。その場合、全体的なカラーバリエーションは赤や緑のようなビビットな色を避け、黒、白、灰色のようなモノトーン調でまとめるのがおすすめです。

また、高級感のある部屋の写真などをトップ画面に掲載するのもホームページのおしゃれ度をアップさせる上で効果的でしょう。

株式会社タカギプランニングオフィス

引用元:株式会社タカギプランニングオフィスホームページ(https://www.t-p-o.com/

タカギプランニングのホームページは淡い灰色と白を基調に構成されており、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせます。サイト構成はシンプルで見やすくなっているのが、かえって洗練されたおしゃれさを醸し出しています。トップ画面に使われている建物や部屋の写真もシックな雰囲気や機能美などを感じさせるものが多く、非常に参考となるデザインです。

株式会社ブルースタジオ

引用元:株式会社ブルースタジオホームページ(http://www.bluestudio.jp/

株式会社ブルースタジオは東京都中央区に本社を構え、リノベーション事業などを手掛けています。ブルースタジオのホームページデザインは背景色をモノトーン調にまとめたシックなデザインです。しかしその一方、掲載されている写真は色合いが鮮やかなものが多く、そのコントラストがおしゃれさを際立たせています。

写真の配置や形、文字のフォントなども凝っており、細部にまでこだわりを感じることができるでしょう。また、個別のサービスページにはワークフローなどの説明もされており、顧客に対する細やかな配慮も感じられます。

株式会社リビタ

引用元:株式会社リビタホームページ(https://www.rebita.co.jp/

株式会社リビタはリノベーション事業などを展開しています。ホームページのファーストビューは画面いっぱいに広がる動画のスライドショーです。そこにはさまざまな人々が映し出されており、リビタのキャッチコピーの「次の不動産の常識を作る」とともに自然と目が行くデザインです。

トップ画面をスクロールすると、白を背景色にしたシンプルなサイトコンテンツが現れます。最初の動画コンテンツの印象が強いため、比較的シンプルなサイトデザインでもおしゃれに見えます。ファーストビューの大切さを体現するようなホームページと言えるでしょう。

不動産会社がホームページを運用する際の注意点

ホームページの制作にはデザインが非常に重要ですが、実際に運用する際には法的なルールなど別の部分についても気をつける必要があります。ここでは、不動産会社がホームページを運用する際の注意点について解説していきます。

物件の情報は新鮮に保つ

これは不動産会社に限った話しではありませんが、企業がホームページを運用する際には常に情報の鮮度を保たなければなりません。たとえば顧客が掲載している申し込み可能な賃貸物件を見つけて不動産契約を申し込んできたとき、ホームページが更新されておらず、実はすでにその物件が成約済みだった場合を考えてみてください。

顧客にとってはホームページの情報を信じてコンタクトを取ったのに、それがまったくの無駄足となってしまったのです。このようなケースが続くと、不動産会社の情報管理の甘さに不信感を持たれる可能性があり、また「おとり物件」を掲載していたのではないかと疑われることさえあるかもしれません。このような事態を避け、顧客の獲得機会を無為に逃さないように、ホームページはこまめな更新が大切です。

法律改正に対応する

不動産会社のホームページ運用においては法律改正に対応することにも注意が必要です。たとえば2020年4月から施行が始まった民法改正(債権法改正)では、債券法における売買契約の規定が大幅に見直されました。とりわけ不動産に関する法令改正としては、家を購入した時点では認識されていなかった不具合に関する「瑕疵担保責任」の規定が大きく変更され、「契約不適合責任」という名称に変わりました。

このような法改正があった場合は、情報をコラムとして掲載するなどの対応が必要です。これは単なる情報提供をするだけではなく、関連するキーワードの検索からホームページへの訪問を促し、ひいてはアクセス人数を増やすことにも役立ちます。

不動産広告のルールを遵守する

オンライン広告を含む不動産広告は宅建業法によって定められたルールを遵守しつつ運用しなければいけません。具体的に言えば、宅建業法において不動産広告には「誇大広告の禁止」や「広告開始時期の制限」、また「取引態様の明示」などの規定が存在します。悪質な違反をした場合は、業務停止処分や免許取り消し処分にまで発展する恐れもありますので、宅建業法の内容は確実にチェックし、遵守するようにしましょう。

宅建業法や景品表示法の規定に沿う

不動産広告のルールを遵守することと同様に、宅建業法や景品表示法の規定に沿った慎重な運用が求められます。不動産のキャッチコピーにおいては、無根拠のもの、あるいは根拠の説明がしっかりできないものは使用できません。たとえば「最高の家」や「リーズナブルな家」などの謳い文句も合理的な根拠を欠くのでNGです。

不動産広告への規制は他の業界と比べて非常に厳格であり、法に抵触した表記をしないように、ホームページやオンライン広告に関しても、複数人で確認する体制を作り、運用することを推奨します。

SEO対策に力を入れる

いくらおしゃれなデザインを取り入れても、ユーザーがホームページを訪問しなければ意味がありません。ホームページの効果を上げるためには、自社サイトへの流入数を増やすSEO対策が非常に重要となります。不動産会社のSEO対策の基本例として、「港区 マンション」のような地名(駅名)と物件の種類が挙げられます。

しかし、こうした基本ワードは競合他社の不動産会社も押さえているので、なかなか効果は出にくいものです。それゆえに、検索画面で上位表示されるには入念なSEO対策を講じていかなければなりません。

ホームページに入れておくべき項目

不動産会社のホームページでは、具体的にどのような情報を掲載しておく必要があるのでしょうか。以下では、不動産会社がホームページに入れるべきコンテンツについてご紹介します。

会社紹介

まず、必要なのは自社の会社紹介ページです。ここでは開業年や従業員数、事業内容や所在地などの基本的な企業情報を紹介します。ユーザーがホームページで会社の情報や企業理念などを伺い知れることは、実際にサービスを利用しようとする決め手となり、また自社への信頼度を向上させることにつながります。そのため、会社紹介ページは必須です。

物件情報

不動産会社のホームページにとって物件情報はメインコンテンツです。ほとんどのユーザーはこれを目当てにホームページを訪問すると言えるかもしれません。たとえば取り扱っている物件の中でも特におすすめの物件に関してはトップページでアピールするのがおすすめです。また、どのような物件かユーザーが視覚的にも理解しやすいように、写真を充実させることも重要です。

自社の強みや特徴

不動産業においては、取り扱っている物件だけで他社から差別化することは簡単ではありません。そのため、個々の取り扱い物件から離れた自社独自の強みや特徴を顧客にアピールすることが大切です。たとえば、地域密着型で長年経営してきた場合は、その土地鑑を活かして地域全体の情報提供ができるでしょう。

それらを裏付けるために地域の住民との交流を示すコンテンツを載せたり、その地域のお出かけ情報などを載せたりする方法があります。加えて、これまで積み上げてきた自社の実績情報の紹介ページを作るのも効果的でしょう。

代表者の挨拶

自社がどのような理念や歴史を抱えて事業をしているのかが伝わるように代表者の挨拶を掲載しておいた方がよいでしょう。不動産売買は多額のお金が動きますし、賃貸の場合でも住居を決めるには相応の決心が必要です。そのような一大事を前にして不安を抱えている顧客に対して、代表者の顔写真や言葉を載せ、安心感を与えるコンテンツは非常に大きな意味があります。

サービス内容

不動産業と言っても、販売、仲介、リフォーム・リノベーション、設計などその事業内容は多岐に渡ります。しかし、不動産業に対して門外漢であるほとんどのお客様は、サービスの内容や相違点をあまり認識していないことが多いでしょう。そのため自社が行うサービス内容を分かりやすく示すことが必要です。

住所・電話番号

お客様によっては、ホームページで情報を見るだけでなく、電話したり、実際に実店舗に出向いたりして物件情報やサービスなどについて相談したいという方もいます。そうしたお客様がコンタクトを取りやすいように、ホームページの目につきやすい場所に電話番号や住所を記載しておくことが大切です。住所に関しては最寄駅へのアクセスや周辺の地理情報などをマップ付きで記載するとなおよいでしょう。

お問い合わせフォーム

住所・電話番号と関連して、顧客との接点を増やすためにお問い合わせフォームをサイト内に設置するのもおすすめです。電話番号は営業時間中しか対応できませんが、お問い合わせフォームは24時間送ることができ、翌日以降に対応することもできます。

また、内見の予約フォームや無料査定の機能などを問い合わせフォームに組み込むことで、そこから直接申し込みを獲得できる可能性もあるため必要に応じて取り入れてみてください。

採用情報

新卒・中途採用問わず、新しい人材を募集している場合はホームページ内に採用情報に関するページを用意するのもおすすめです。応募要項や求める人物像なども記載することで、希望に近い人材が応募してくる可能性が高まります。さらに、ホームページ内で自社の業務や活動などを積極的に掲載していれば、応募者側も企業風土などをよく理解した上で応募してくることが期待できます。

まとめ

本記事では不動産会社の方向けに、ホームページを運用するメリットや注意点、盛り込むべき内容などに加えて実際の不動産会社のホームページデザインについて解説しました。言わば、ホームページは企業にとってインターネット上に置く店舗のようなものです。

そのため、ホームページのデザインは企業イメージを体現するものであり、制作する際には「お客様に自社をどのような企業として捉えてほしいか」の視点も重要となります。本記事を参考に、ぜひ自社に合ったデザインのホームページの制作をご検討ください。

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