行政書士事務所は通常の店舗とは異なり、何となく立ち寄る客はまずいません。そこで、一定数顧客を獲得し、安定した経営を続けていくためには何らかの集客施策を実施する必要があります。

しかし、実際に集客を行おうと思っても、以下のような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

  • 具体的にどんなことをしたらいいのかわからない
  • 集客に割けるコストがほとんどなくて困っている
  • 自分の事務所にあった集客方法が何かわからない

そこで、本記事では行政書士事務所におすすめの集客方法を紹介します。自分の事務所にはどの集客方法が適しているのか、検討する際の参考にしてください。

また、今回紹介している集客方法の中には無料で行える集客施策もあるので、金銭的な課題を抱えている方にも参考にしていただけます。

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【前提】選ばれやすい行政書士の5つのポイント

行政書士は、もっとも身近な法律の専門家です。しかし、行政書士事務所が乱立する中、いざ各種手続きや書類作成を依頼しようとするとき、どの事務所を選んでいいか顧客は迷ってしまうものです。

この章では、顧客に選ばれる行政書士になるためのポイントを解説するので参考にしてください。

1. 事務所の専門分野が明確である

顧客に安心して選んでもらうためには、事務所の専門分野を打ち出していくことが必要です。

なぜなら、行政書士が官公署に提出できる許認可等に関する書類は、1万種類を超えると言われているからです。まずサービス対象は「個人か法人か」という違いがあります。日本行政書士会連合会では以下のような業務内容が紹介されています。

<個人>
・相続・遺言書
・契約書
・自動車登録
・日本国籍取得
・土地活用
・内容証明

<法人>
・外国人雇用関係
・法人関連手続き
・許認可申請
・中小企業支援
・知的資産・知的財産
・電子申請・電子調達

参照元:日本行政書士会連合会 行政書士の業務紹介ページ

このように行政書士の業務分野は多岐に渡ります。そのため事務所の強みや特色を出せる特定の分野を絞る必要があると言えます。

専門分野が明確であると、行政書士を探している顧客が特定の事務所を簡単に見つけることができるため選ばれやすくなるのです。

また、「何でも相談してください」と書いてあるより「相続のお悩みはお任せください」のように、特定の分野に強いことが的確に示されていた方が、顧客に信頼を抱いてもらえるでしょう。

2. サービス内容が明らかである

選ばれる行政書士になるためには、処理にかかる日数や料金の目安を可視化することも重要です。行政書士はもっとも身近な法律の専門家と言えど、日常的に接する機会がないためそのサービス内容についてはほとんど知られていないと言えます。

そのため、依頼を受けた際には業務にどのくらいに日数がかかるのか、また費用はいくらぐらいかかるのかということを明確に顧客に伝えるよう心がけましょう。この時、専門的な用語の使用を避けるとさらに丁寧です。

また、集客施策を実施する際には費用の目安などを併せて宣伝すると顧客に安心感を与えることができるでしょう。

3. 親しみやすい人間性を大事にしている

これまで、行政書士の業務に関わるポイントを開設してきましたが、人と関わる仕事である以上、親しみやすさも大切です。特に行政書士の場合、顧客は悩みや不安を抱えている方が多いです。

そのため、顧客の立場に寄り添って丁寧に対応することを心がけましょう。

いくら専門的な知識に精通していようと、顧客の悩みを解消できるノウハウを持っていようと、顧客に信頼されて選ばれる行政書士にならなければ無意味なのです。

4. 情報はこまめに確認・更新する

特にオンラインでの集客を始めようと思っている方は、掲載する情報に注意が必要です。ホームページやSNSなどに掲載した情報については、定期的に確認し常に最新の状態にされているようにしましょう。

いつまでも古い情報が残っていたり、誤った情報が掲載され続けていては、いくら優れたコンテンツを作成しようとも顧客からの信頼を獲得できず、集客向上にもつながらないからです。

忘れずに確認するためには、集客施策を実行する前にその後の管理方法まで検討しておくと良いでしょう。

5. 他の事務所と差別化ができている

他の事務所と差別化を図っていることも選ばれやすい行政書士の特徴です。自分の事務所の強みをホームページやSNSなどで適切にアピールし、差別化できていれば、顧客からのお問い合わせに繋がるでしょう。

行政書士におすすめの7つの集客方法

一念発起して独立・開業を果たされても、集客に苦手意識を持ち、今後の運営に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

法律の知識は豊富でも、開業の時点で多くの人脈を得ている、営業に長けている、という行政書士の方もそう多くはないのが実情でしょう。

そこで、以下で行政書士におすすめの集客方法を7つ紹介します。参考にしてください。

1. ホームページ

行政書士事務所が集客する上で、ホームページは有効な手段の一つです。地名や特色を盛り込み、検索キーワードを盛り込むことでSEO施策をするなら、GoogleやYahooなどの検索エンジンから流入されやすくなります。

また、「誰かから紹介された」「比較的近所にあるので気になった」という見込み顧客が、直接事務所名を検索することもあります。

あらかじめ事務所の情報や得意分野をきちんと載せておけば、こうした潜在あるいは顕在的ニーズを抱えた見込み顧客からの問い合わせを得られるでしょう。

ホームページは自作可能ですが、慣れない方にはハードルが高いかもしれません。ホームページは事務所の顔です。

作ったとしてもいかにも素人らしいものになってしまうと、事務所への印象も悪くなりかねません。洗練されたデザインのホームページにするため、高い技術力や蓄積されたノウハウを持った専門業者に依頼してみるのもよいでしょう。

行政書士に特化したホームページ制作会社

Genomos

引用元:Genomosホームページ

Genomosは、行政書士の集客を見据えたホームページ制作を強みとする制作会社です。全国9地点に拠点を持ち、サービスを展開しています。

ホームページ制作だけでなく、ウェブ・経営コンサルティングの事業も行っていることから、ウェブ集客に特に精通している制作会社と言えるでしょう。

ホームページ制作

制作費用440,000~550,000万円程度

運用費用(オプション)

保守プラン11,000円/月
更新支援プラン22,000円/月

以下の記事ではホームページ参考事例や、ホームページに載せるべき項目など、行政書士がホームページを作る際に必要な情報が掲載されています。実際にホームページを作成しようと考えている方は併せてご覧下さい。

2. リスティング広告

リスティング広告(検索連動型広告)は、GoogleやYahoo検索で該当するキーワードが検索された折に、検索結果の上部に広告を表示させられるサービスです。

キーワードは自分で決定でき、掲載する時間や日毎の最大予算も設定可能なため、広告費を抑えて効率よく活用していけるでしょう。

顧客が検索した内容に応じて事務所のホームページなどを提示できることから、見込顧客に対しての訴求効果が高い反面、広告だからと閲覧しない顧客も一定数存在します。

また、人気の高いキーワードほど、広告を出す費用やクリック単価が高くなるのもデメリットです。

以下では代表的なリスティング広告であるGoogleのサービスを紹介します。

Google広告

引用元:Google広告

Google広告では、指定した予算に応じて広告を打ち出すことが可能です。また会社の経営状態に応じて予算の調整や掲載開始・停止が自在にできることも魅力的です。

無料で始めることができ、Google広告がユーザーにクリックされお問い合わせやサイト訪問などの成果に繋がった時にのみ料金が発生するため、費用をおさえながら広告を出せます。

3. Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールに登録して、Googleマップ検索での上位表示を目指すMEO対策もおすすめです。上位になれば、見込み顧客が検索エンジンで「地域名+行政書士事務所」などで検索した際、地図と共に目立つ場所に表示されるようになります。

例えば、「東京 行政書士」とGoogleで検索したときの結果は以下のようになります。

このように、Googleビジネスプロフィールへ登録していると、Googleマップとともに、東京にある行政書士事務所が紹介されます。

MEO対策をしている行政書士事務所はまだ多くありませんので、競合事務所に先駆けることで、より多くのレビューを獲得するチャンスと言えるでしょう。

事務所の住所・電話番号のほか、ホームページ、営業時間などの情報も載せられるため、関心を持つ見込み顧客が正確な情報を得てアプローチしやすくなります。費用があまりかからないこともメリットです。

Googleビジネスプロフィールへの登録は無料で行えるので、ぜひ試してみてください。
Googleビジネスプロフィールサービスページ

3. SNS(Facebook・Twitter・LINE)

Facebook

Facebookは、利用料がかからずかつ社会的な横のつながりを得ることのできる、有用なツールです。比較的利用者の年齢層が高めで、経営者層で利用している方も多く見られます。

そういった輪に加わることで自ずと知己が増え、将来の潜在的顧客の獲得につながるかもしれません。

また、旧知の方とのご縁が復活したり、士業の先生とのパイプができたりと、長い目でみれば価値ある手段だと言えるでしょう。即効性を望むのではなく、あくまで将来に向けた対策として、地道に続けていくことが重要です。

例)サポート行政書士法人

引用元:サポート行政書士法人 Facebook

Twitter

Twitterは、Facebookと比べて若年層や個人事業主の方の利用が多い傾向があります。同じく無料でありながら、情報発信の拡散力に秀でているため、専門性に特化した有益な情報をツイートしていくことによって、広範囲での集客が見込めるでしょう。

ほかの手段と比べて双方向での交流も容易です。上手く利用すれば多数のファンが獲得でき、宣伝効果は大きいでしょう。しかしその分ライバルも多いのが現状と言えます。

例)行政書士わたなべパートナーズオフィス

引用元:行政書士わたなべパートナーズオフィスTwitter

LINE

また、LINEアカウントを開設することもおすすめの方法のひとつです。

LINEでは個別にやりとりをすることができるため、顧客との間に生まれるコミュニケーションが信頼感や安心感を与えるきっかけになり、顧客の獲得につながることが考えられます。

ほかの手段と比べて双方向での交流も容易です。上手く利用すれば多数のファンが獲得でき、宣伝効果は大きいでしょう。しかしその分ライバルも多いのが現状と言えます。

例)たけい行政書士事務所

引用元:たけい行政書士事務所 お知らせページ

5. DM(ダイレクトメール)

ダイレクトメールには、「反応は多くない反面、レスポンスが得られた際の成約率は高まる」という特性があります。

ダイレクトメールの主なターゲットは、新規に設立された企業となるでしょう。登記されたばかりの法人であれば、各種登録や申請・登記など、行政書士の出番が見込めます。

これらの情報は、国税庁の法人番号公表サイトで誰にでも閲覧可能であり、住所も知ることができます。

もちろん競合する事務所からのダイレクトメールが届いている可能性もありますので、ほかのダイレクトメールとの差別化を図ることが重要です。

あからさまな営業文を書くのではなく、相手のニーズを予想し、それを満たす情報を独自に提供するようなメールを作成したほうが、訴求力を高められるでしょう。

配配メール/株式会社ラクス

引用元:配配メールホームページ

メルマガ配信や一斉メール配信ができるサービスです。10年以上にわたりサービスを提供してきた実績があり、導入実績も8,000社以上と信頼性は抜群です。メールマーケティングやメール配信システム関連の賞も、いくつか受賞しています。

IP分散による配信が可能なため、迷惑メールに振り分けられるのを回避できるのが特徴です。専任エンジニアによる配信調整も行っており、高到達率を実現しました。メールへの反応も可視化できるため、見込み客の発掘にも役立ちます。

セキュリティも万全の体制を整えています。暗号化通信や電子署名などを採用し、データセンターでの常時監視を行っています。

また、導入前後のサポートにも力を入れているため、メール配信システムの知識がない方も安心です。なお、無料トライアルが可能なので、導入前に操作性や機能などを確認できます。

以下の記事ではメール配信の導入メリットや配信システムの選び方などの情報を紹介しています。より詳しく知りたい方は併せてご覧下さい。

6. セミナー

セミナーは、ある程度ニーズを持った人が集まるため、有用な集客の手段です。ただし、セミナー自体の集客や準備にも時間がかかります。

法人向けであればDMやメールを顧客になりそうな企業に送ったり、Webサイトで告知したりするとよいでしょう。個人向けであれば、Webサイトでの告知のほか、フリーペーパーへの掲載やチラシの配布で宣伝します。

ニーズを掘り下げ、行動に移す顧客を得ることがセミナーの目的です。すべての参加者に自分の名刺や事務所の案内リーフレットを渡して、今後につなげるようにします。

希望者には無料個別診断を行うなど、顧客のニーズに訴求し、信頼関係を築いて集客に結びつけましょう。参加者の名刺をもらっておけば、折を見てメールや電話でコンタクトを取ることも可能になります。

7.そのほかの集客方法

そのほかの集客方法としては、既存顧客やほかの士業の方、知人などからの紹介があります。紹介による営業はほかの方法と比べ、信頼が担保されていることから契約につながりやすい特徴があります。

ただし、紹介してくれた方との関係性も鑑みて、より慎重に対応しましょう。万が一、料金や内容などが顧客と折り合わなかった場合も、断るのが難しいというデメリットもあります。紹介者を通して顧客の人柄や要望を注意深く把握し、円滑に仕事を進められるようにしましょう。

また、ポータルサイトの登録も可能です。事務所について広く知ってもらうためには有利です。次章では、行政書士におすすめのサービスを紹介します。

ここまで、行政書士におすすめの集客方法として7つ紹介してきましたが、いかがでしたか。試してみたい集客の形が定まった方もいればまだ決めきれていない方も多いでしょう。また、集客を始める前に基本からおさらいしておきたいと感じた方もいるかもしれません。

ホームページ作成サービスsiteflowでは、集客の基本を一冊の資料にまとめました。ここで紹介したものを含め、無料から始められる集客施策を20種類紹介するとともに、集客時に注意すべきポイントなどもまとめています。

図や表を使っており視覚的にもわかりやすくまとまっているので、ぜひご活用ください。資料は以下のリンクから無料でダウンロードすることができます。

お役立ち資料をダウンロードする

行政書士の集客に役立つサービス3選

この章では、ポータルサイトや見積もりプラットフォームなど行政書士が集客を行う際に便利なツールを3つ紹介します。ぜひ活用してください。

見積もりプラットフォーム:ミツモア

引用元:ミツモアホームページ

ミツモアは日常生活での悩みやビジネス上の課題解決について、プロに見積もりを依頼できるサービスです。行政書士は会員登録すると以下の流れで依頼を獲得することができます。

会員登録→ミツモアに届いた依頼に応募(見積もり提示等)→依頼獲得

厳密には、依頼に応募した後にチャットや電話と通した顧客とのやり取りで選ばれると、正式に依頼が確定するという仕組みです。

サービスを利用するにあたっての初期費用や月額費用は一切かからず、応募も無料ですることができます。

必要な経費は、依頼が確定した際の制約手数料のみです。そのため、費用対効果の高いサービスと言えるでしょう。

ポータルサイト:全国有名行政書士事務所880選

引用元:全国有名行政書士事務所880選ホームページ

全国有名行政書士事務所880選は、顧客が地域や相談内容を選択することで条件にマッチした行政書士を見つけることができるサービスです。

行政書士はサービスに登録することで、顧客が検索した際に事務所を見つけてもらうことができるのです。

ただし、多くの事務所が登録しているため、毎回自分の事務所が閲覧され、多くの依頼を獲得できるとは限らないので注意しましょう。

ポータルサイト:行政書士どっとこむ

引用元:行政書士どっとこむホームページ

弁護士どっとこむは、顧客が地域を選択して行政書士を探すことができるサービスです。2012年から、およそ10年近くサービスを提供し続けています。

TwitterやFacebookのアカウントも開設しており、詳細情報はSNSからも確認できるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

本記事ではWebを中心とした行政書士事務所の集客方法について検討しました。すべてをご自身で行おうとすると、膨大な時間がかかってしまいます。

SNSなど、専門性や人間味の欠かせないものはご自身で、ホームページやDMなどはノウハウに長けた業者に委託してと、分業してみるのも1つの方法ではないでしょうか。

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