2022.11.17

ホームページ集客の基本をおさえよう!効果的な9つのコツ

「ホームページの集客を成功させたい」「ホームページの集客を効果的におこないたい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

そこで、本記事では「今すぐにできる基本的な集客のコツ」「時間と労力がかかる分、大きな効果を期待できる応用的な施策」にわけて紹介します。

ホームページでの集客には効果的な運用が大切です。運用しづらいホームページをお持ちの方は、リニューアルを検討することも良いかもしれません。そのような方向けに後半ではホームページの作成方法3種類を一覧表付きで紹介しているのであわせて参考にしてください。

ホームページで集客をおこなう5つのメリット

自社の商品やサービスに集客をおこなう方法は数多くありますが、そのうちの1つとしてホームページは有力候補になるでしょう。

ホームページで集客をおこなうことには多くのメリットがあります。以下からそのメリットを5つ紹介します。

1. 資料請求や問い合わせの窓口になる

資料請求や問い合わせの窓口として、ホームページを活用している企業は数多くあります。なぜならホームページは「24時間365日体制」で機能するため、将来の顧客になるかもしれない人と接触する機会を逃すことがないためです。

また、オンラインの窓口を設置することにより、電話が苦手な方や営業時間外にしか時間を取れない方も取り込めます。

2. 商品・サービスへの集客促進効果がある

ホームページの集客は店舗とあわせて用いることで集客効果を促進できます。

ホームページ内では商品やサービスについて、画像や文章を用いてわかりやすく紹介することが可能なため、商品購入やサービスの魅力を十分に伝えることができます。

また、店頭だけでなくホームページでも商品やサービスを販売することで、新しい顧客の獲得が可能となり、実際に足を運べない人にもリーチできるという点は大きなメリットでしょう。資料請求や問い合わせ同様、24時間365日、商品やサービスの販売ができることも機会損失を防ぐことにつながります。

そのようなサイトは、サービスサイトと呼ばれ一般的なホームページとはわけて考える必要があります。自社で販売する商品やサービスがある場合は以下の記事でサービスサイトについてチェックしておきましょう。

3. 認知度向上・イメージアップにつながる

定期的な更新がされていることやブランドイメージにあったデザインのホームページで集客をおこなうことができれば、認知度向上・イメージアップといったブランディング効果も期待できます。

スマホの普及によって、会社名やサービス名について簡単に検索できるようになった現代において、会社の名刺代わりとなるホームページの重要性は増しています。

ホームページは間に合わせで作ってしまうと、集客どころか逆にマイナスなイメージを持たれる危険性もあるため、魅力的でわかりやすいホームページを作ることが必要です。

4. 集客手段として持続性がある

集客手段としてのホームページは、構築型と捉えることができ持続性があると言えます。ブログ運営や資料作成、コンテンツの更新などによってホームページを充実させていくことは将来的な集客効果を高めます。

また、一度作ってしまえばサーバー代や更新費用などの維持にコストをかけずに済むでしょう。

5. SNSやWeb広告などと相乗効果が期待できる

ホームページは、SNSやWeb広告などと併用して用いることで相乗効果が期待できます。

SNSやWeb広告のリンク先にホームページを利用することはもちろん、ホームページに自社のSNSや他媒体を設置することでフォロワーを獲得できます。流入経路を複数もつことで、集客効果を高めることができるでしょう。

初心者必見!集客に強いホームページを作るPDCAサイクル

ホームページは作って終わりではなく「PDCAサイクル」を回し、効果的な運用をしていくことでより強い集客効果を発揮します。

PDCAサイクルとは、「Plan(計画)」→「Do(実行)」→「Check(評価)」→「Action(改善)」のサイクルを回すことで、効率よくものごとの改善を行うことができるというものです。ホームページの運用においてPDCAサイクルは必須の考え方ともいえるため、以下からその概要を参考にしてください。

Plan(計画)

Plan(計画)のフェーズでは、目標達成までの道のり(計画)をはっきりさせて、次のDo(実行)にも移りやすくするために、5W1Hの考えをもとに、より具体的な目標を設定することが重要です。

  • WHY(目的:どうしてこの活動をおこなうのか)
  • WHAT(目標:何を達成するのか)

例)ホームページで販売する商品の売上UPのために、アクセス数を増やす

さらに、「WHEN(いつまでに)、WHERE(どこで)、WHO(誰が)、HOW(どのようにして)」を計画に入れ込むことで、より詳細な計画になります。

例)ホームページで販売する商品の売上UPのために、ブログ記事のコンテンツを追加・更新し来月までにアクセス数を2倍に増やす

Do(実行)

Do(実行)では、立てた計画に基づいて実際に施策を実行していきます。このフェーズでは、計画に基づいて行動することと、実行した結果として出てきた数字を記録しておくことが重要です。

例)ブログ記事のコンテンツ追加・更新をする
例)記事のクリック数や検索順位を記録しておく

計画に基づいて施策を実行することで、立てた計画のどこが間違っていたのかが分かり、記録を残すことでよかった施策と悪かった施策を客観的に評価できるでしょう。

Check(評価)

Check(評価)では、Do(実行)で行った施策と記録したデータを振り返って、よかった点・悪かった点を評価します。

例)記事を5つ作成しその分アクセス数が2.1倍増えたが、販売する商品の売上は1.3倍とあまり変化がなかった。

Action(改善)

Action(改善)のフェーズでは、Check(評価)での分析結果に基づいて次のPDCAサイクルの計画を立てるための判断を行います。

例)目的は売上UPのため、ホームページを訪れたユーザーに商品の魅力を伝えるコンテンツが必要。

一旦ここで1回目のPDCAは完了しますが、またPlan(計画)に戻り、2回目3回目とPDCAを繰り返すことで、少しずつ集客に強いホームページが出来上がってきます。目的として定めた成果を達成するためにも、ぜひ参考にしてください。

例)ホームページを訪れたユーザーに商品の魅力を伝えるコンテンツを作成する

【基本】ホームページ集客を高めるコツ9選

ホームページがあるのに、まったく集客につなげられていない企業や店舗はたくさんあります。もし、以下でご紹介する内容に思い当たる節がある場合は、今後もそのままにしていては集客につなげられないので、改善する必要があるでしょう。

「できるだけお金をかけたくない」「集客に割けるコストが少ない」といった場合は、以下から紹介する9選を参考にしてみましょう。

1. ホームページの作成目的を明確にする

ユーザーに自社のことをよく知ってもらいたいからと、ホームページにさまざまな内容を盛り込みすぎていませんか?これは、よくある失敗のパターンです。

「商品の購入」「予約システム」「認知度向上」など、きちんとホームページの目的を決めることが大切です。ゴールが明確になっていないホームページでは、ユーザーも具体的な行動を起こせません。

また、目的を設定する際には具体的な数字を含めるとより良いです。例えば以下のようなイメージです。

  • 毎月の予約件数を20件増やす
  • サービスへの問い合わせを毎月30件獲得する

このように、ホームページの作成目的をしっかりと定めることで自社にとってもユーザーにとっても取るべきアクションが明確になるでしょう。

2. ターゲットを定める

ターゲットが明確になっていないと、誰に何を伝えたいのかまったくわからないホームページになってしまい結果を出すことが難しくなってしまいます。

まずは、ターゲットを明確に設定して、そのうえでコンテンツの制作を行いましょう。「20代前半の女性で美容に興味がある人」のように、より具体的なペルソナを設定することが大切です。

また、ターゲットを設定する際には性別や年齢だけでなく、より具体的に職業や年収まで考えてペルソナを設定するとより良いホームページ作成につながります。

なぜここまで具体化する必要があるのか、以下の2種類のペルソナを例に挙げて説明します。

ペルソナ1ペルソナ2
性別女性女性
年齢35歳35歳
職業スーパーのパート美容会社の経営者
収入250万円900万

少し極端な例ですが、性別や年齢が一緒でも職業が違うと経済状況も異なり、それぞれのペルソナに効果的なアプローチが大きく違うということも容易に想像できるでしょう。そのため、効果的な集客を行うためにはできるだけペルソナの設定が必要なのです。

具体的には以下の項目を検討してみると良いでしょう。

・性別
・年齢
・職業/役職
・年収
・通勤時間
・配偶者の有無
・子供の有無
・居住地
・趣味
・利用しているSNS
・情報収集源
・映画や雑誌の好み

「どのようなターゲットに対して集客をするのか」を定めればホームページのコンテンツにも反映させやすいでしょう。

3. 最良なホームページ作成方法を選択する

ホームページの作成方法には主に以下の3つが挙げられます。

  1. プログラミング言語で自作する
  2. ホームページ作成ツールを使う
  3.  ホームページ制作会社に依頼する

この中から、自社に適したホームページの作成方法を選ぶことで運用のしやすさやデザインの変更などを考慮することができるでしょう。

適切にホームページを選ぶことでおのずと効果的な運用をもとに集客を高めることができます。

ホームページの作成方法3種類をこちらにてそれぞれのメリット・デメリットを比較して検討することができるためぜひ目を通してみてください。

4. ホームページのデザイン・使いやすさに気を使う

ホームページのデザインがおしゃれで使いやすければ、閲覧に長い時間を要します。そのため、商品やサービスの購買につながりやすくなったり、ホームページの信頼性も獲得できるでしょう。

また他にも、ホームページのデザインに気を使うことで「会社のイメージを向上させる」「ユーザーが探しやすい」といったメリットも期待できます。

以下の記事では、おしゃれなホームページのデザインに必要な5つの要素と参考事例を紹介しています。デザインをおしゃれにしつつ使いやすいホームページを作成することは大切です。

5. スマホ対応デザインにする

近年、インターネットへのアクセスはスマートフォン経由が大多数を占めています。

実際に、総務省が発表している「令和2年版 情報通信白書」を見てみると、2019年時点でインターネット利用端末は、パソコンが50.4%であるのに対し、スマートフォンはそれを上回る63.3%となっています。

これからホームページを作成するとなれば、ホームページをスマホ対応デザインにすることは必須です。また、すでにホームページを持っている場合でもあとから導入することもできます。以下の記事で詳しく紹介しているので参考にして今すぐスマホ対応デザインを取り入れましょう。

6. 定期的な更新をおこなう

ホームページは会社の顔とも言うべき存在です。そのため、ホームページは公開して終わりではなく、公開後も定期的な更新を行うことで常にホームページ上の情報を最新に保つ必要があります。

古い情報がいつまでも掲載されていることは、ユーザーからの信頼を失うことにつながってしまうのです。また、更新頻度が少ないと、Googleからの評価も下がり検索順位の低下にもつながってしまいます。

すでに持っているホームページが更新に手間や時間がかかる場合は、リニューアルを検討するのも良いかもしれません。こちらから、ホームページの種類やページ数、公開予定日などの選択肢を選ぶだけでカンタンに自社のリニューアルの相場を知ることができます。ぜひご活用ください。

7. 自社の商品・サービスの魅力を的確に伝える

ホームページから集客をし自社の商品やサービスを販売するのであれば、まずはそれらの魅力をしっかり知らせることが重要です。そのうえで、詳細説明だけにはとどまらず、商品やサービスの魅力を伝える必要があります。

場合によってはホームページに掲載する写真の撮影をプロに依頼することも検討してみてください。他社との差別化も意識しつつコンテンツを充実させましょう。

8. コンテンツを充実させる

ホームページの運用は定期的な更新に加え、コンテンツの入れ替えや追加を行うことで訪問者を飽きさせない工夫をすることも効果的です。

必要に応じて運用の部署を立ち上げるなどして、更新作業やコンテンツ制作に力を入れましょう。

具体的には以下の6つが挙げられます。

  • 記事:ブログやニュースなどにみられる文章をメインとするコンテンツ
  • レビュー:商品やサービスに対するユーザーの感想や評価
  • メールマガジン:定期的な情報をメール配信
  • ホワイトペーパー:自社の課題・要因・解決策といったノウハウをまとめた資料を提供 
  • 漫画:自社の商品・サービスの魅力をわかりやすく伝える
  • 動画:テキストや写真で伝えきれない情報を掲載

上記のような、ホームページの集客を更に高める「コンテンツマーケティング」に関しては、こちらで更に詳しく解説しています。

9. アクセス解析をおこなう

アクセス解析をおこなうことで、アクセス数や流入ルートなど「ホームページの現状」を把握することができます。

現状を把握するだけでなく、PDCAサイクルを回すことで集客力のあるホームページへと育っていきます。「集客に強いホームページを作るPDCAサイクル」についてはこちらで解説しているので見逃した方は再度目を通してみてください。

なお、アクセス解析ツールには無料のものと有料のものがありますが、最初は無料のものでも十分です。最近は、無料ツールでも高度な解析が可能なので、まずは試してみて、必要に応じて有料ツールの導入を検討するといいでしょう。今回は無料で提供しているおすすめのアクセス解析ツールを2つ紹介します。

Google Search Console

引用元:Googleサーチコンソール

Google Search Console(グーグルサーチコンソール)はWebサイトのSEO成果を確認するツールのひとつです。検索ワードでの表示回数や順位、クリック数などを数値化して見られます。また、コンテンツを制作した際にGoogleの検索に載るよう促すインデックス機能もあり、SEO対策には欠かせません。

Google Search Consoleは訪問前のユーザー情報が得られることも特徴です。ユーザーがサイトに辿り着く前に、どのような検索をしたかなど一歩手前の状態を把握することができます。

これらを確認することでサイトの弱い部分を見つけられ、おこなうべき対策が明確になるでしょう。

Googleアナリティクス

引用元:Googleアナリティクス

Google アナリティクスは無料で使用できるアクセス解析ツールです。Google Search Consoleがユーザー訪問前の情報をチェックできるのに対して、Google アナリティクスは訪問後のデータを主に扱います。

自社ホームページへの訪問者数、使われているデバイス、訪問者の流入経路などをはじめ、さまざまな情報を知ることができます。ページごとの滞在時間も判別できるため、どのページに需要があるのかを判断し、ページごとの強化や見直しを行う材料となるでしょう。

日々のアクセス解析はSEOの要となる大切な作業です。こまめにチェックする習慣をつけるとよいでしょう。

【応用】ホームページ集客を更に高める4つの施策

以下で紹介する4つの施策は、追加費用がかかったり、社内でチームを作ったりする必要が出てきますが、着実におこなうことで大きな集客を期待できるでしょう。優先度や費用対効果を考えた上で、「集客により力を入れていきたい」と結論が出た方にはぜひ参考にしていただければと思います。

1. コンテンツマーケティング(SEO対策)

ホームページの集客を更に高めるには、コンテンツマーケティングの手法をとるのがおすすめです。ユーザーの役に立つ有益な情報を積極的に発信し、企業のファンを増やして集客や売上増加につなげる手法です。

コンテンツマーケティングには様々な手法があります。

  • 記事(オウンドメディア):ブログやニュースなどにみられる文章をメインとするコンテンツ
  • レビュー:商品やサービスに対するユーザーの感想や評価
  • メールマガジン:定期的な情報をメール配信
  • ホワイトペーパー:自社の課題・要因・解決策といったノウハウをまとめた資料を提供 
  • 漫画:自社の商品・サービスの魅力をわかりやすく伝える
  • 動画:テキストや写真で伝えきれない情報を掲載

その中でも、今回は記事(オウンドメディア)について紹介します。

オウンドメディアでは、魅力的で有益なコンテンツを特定のターゲットに提供することにより、見込み客からファンへと育てていきます。このプロセスのうち、最も重要なのはコンテンツの制作です。

常にユーザーの目線や立場を考慮し、どのような情報を欲しているのかを理解したうえで制作しなくてはなりません。

(例)キナリノ

引用元:キナリノ

キナリノは「暮らしを素敵に丁寧に」を企業メッセージとして生活に身近なインテリアや料理、ファッションなどをコンテンツとして取り上げており、約39,000件ものページがインターネット上に公開されています。

SEO対策(検索エンジン最適化)

オウンドメディアをより多くの人に見てもらうためには、SEO対策が必須です。

SEO対策とは、特定のキーワードで検索されたときに、検索結果を上位に表示されるよう対策することを指します。キーワードの選定が重要ですが、それ以外にも良質なコンテンツの作成、システム設計も大切です。

特にオウンドメディアでは、コンテンツの質が重要視されます。コンテンツの数を増やすだけではなく、消費者のニーズを満たせるような、良質で有益な情報を発信しなくてはなりません。

サイトを新設したり、リニューアルする場合でも長期的にSEO対策に取り組むことをおすすめします。具体的な方法を3つ紹介します。

1. キーワード選定

ユーザーが何を求めているのかを把握した上でそれらを解決するキーワードを選定することでアクセスアップが望めます。例えば、本記事だと「ホームぺージ 集客」というキーワード選定をし、検索するユーザーのニーズを考えて執筆をしています。

2. 量より質を活かした読みやすいコンテンツ

コンテンツには、ただ闇雲に文字数を増やしたり、画像を掲載したりするだけでは効果的な施策とは言えません。ユーザーに伝わりやすい順序や適切なワードチョイスを意識し、質の高い記事を執筆する必要があります。

3. 画像や文字サイズの最適化

画像や文字サイズもSEOに影響しています。画像については「標準の画像形式(JPEG、GIF、PNGなど)を用いること」、「オリジナルの画像を使用すること」などの注意があります。

また、文字サイズが適切でない場合、Googleから警告を受け、検索順位が下がってしまう恐れがあります。

SEO対策はサイト全体に関わることなので他にも、被リンクの獲得や記事内タグの設定やモバイルファーストといった方法があります。そのためより詳しくSEO対策について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

2. SNS運用

ホームページとあわせてSNSの運用をおこなうことで、新たな客層にリーチすることができ、ホームページへの流入が期待できるでしょう。

さまざまな種類のSNSがあるためすべてを運用するのではなく、特徴をおさえ選定することで効果的な運用ができます。以下からそれぞれの特徴を紹介します。

Facebook

Facebookは、国内では30代中盤〜50代のビジネスパーソンが中心です。年齢・性別・居住地などの属性情報が正確に表されることが特徴です。

属性情報が正確に表されていることにより、これらを活用した精度の高い広告ターゲティングができる点に強みがあります。SNS広告に関してこちらで詳しく紹介しています。

一方、拡散力と検索性の低さに弱みを持ちます。ハッシュタグを使う文化が少ないことや投稿シェアの機能こそありますが、その表示範囲はシェアした人の友達までであることがその理由に挙げられます。

Twitter

Twitterは、10代〜50代の幅広い年代が利用しています。興味・関心を軸に短いテキストによるコミュニケーションが中心となっています。

SNSとしての強みには情報の拡散性が挙げられます。リツイート機能によってフォロワーのフォロワー、その先のユーザーにまで広く情報が届けやすいのが特徴です。

ただ、その裏には炎上のリスクもあります。短いテキストであるために、情報が誤認されてしまったり、十分に伝わり切らなかったりすることには対策が必要です。

Instagram

Instagramは、画像や動画の投稿に特化したSNSです。10代〜20代のユーザーで70%を占めるほど若者に人気があります。

Instagramの強みはブランドの世界観を表現しやすいことです。画像や動画をメインとしたコンテンツで視覚的にメッセージを伝えることができます。

一方、弱みであるのが検索性の低さです。アカウントをユーザーに認知してもらうためには、ハッシュタグの選定あるいはオリジナルハッシュタグを指定しておくことが有効です。

YouTube

YouTubeは、世界一の動画投稿サイトです。他のSNSと比べユーザーの年代が幅広く、若者を中心に50代以上も利用率が高いことが特徴です。動画の長さやコンテンツに自由度が高く、自社の商品やサービスの魅力を適切に伝えることができます。

また、制作した動画をホームページに載せることで併用して活用できます。

ただ、チャンネルの成長に時間がかかったり、制作・運用コストがかかったりする点がネックとなります。自社の商品やサービスに適切な客層や魅力が十分に伝えられるSNS運用ができると良いでしょう。

3. 広告運用

プロモーションに使える費用が潤沢にある場合や、短期間で成果を出すことが目標の場合は、有料の集客方法も視野に入れましょう。基本的には、広告を中心にプロモーションを展開します。

SNS広告

SNS広告とは、各ソーシャルメディアで利用できる広告のことです。FacebookやTwitter、Instagramなど、あらゆるSNSで広告サービスがリリースされています。

SNS広告の魅力は、細かいターゲティングが可能なことです。年齢や性別、職業など、詳細な設定を行うことにより、ピンポイントでターゲットに広告を配信できます。

また、SNS広告には、広告が「シェア」や「いいね」されることで、自社の商品やサービスに興味がなかった人を見込み客として取り込めるというメリットもあります。

それぞれのSNS広告についての詳細は以下の公式ぺージで確認してください。

リスティング広告

リスティング広告とは、検索連動型の広告のことです。あらかじめキーワードを設定しておくと、ユーザーがそのキーワードで検索したときに、ページ上部に広告が表示される仕組みになっています。

リスティング広告では、クリック課金システムが採用されているため、費用が限られていても広告を運用できます。クリックされてはじめて課金されるため、上限さえ決めておけば、予算に応じた広告運用が可能です。

リスティング広告は即効性も期待できます。SEOは効果が出るまでにそれなりの時間が必要ですが、リスティング広告なら短期間で成果を上げることも可能です。

(例)Google広告

引用元:Google広告

Google広告では、指定した予算に応じて広告を打ち出すことが可能です。

また会社の経営状態に応じて予算の調整や掲載開始・停止が自在にできることも魅力的です。無料で始めることができ、Google広告がユーザーにクリックされお問い合わせやサイト訪問などの成果に繋がった時にのみ料金が発生するため、費用をおさえながら広告を出せます。

ディスプレイネットワーク広告

ディスプレイネットワーク広告は、広告配信システムを利用したサービスです。特定のWebサイトの広告枠に配信でき、テキストだけではなく、動画や画像などのコンテンツも配信できます。

広告を配信するサイトのほか、ターゲットも設定可能です。費用対効果や広告の無駄打ち防止という点でも、ディスプレイネットワーク広告は優れているといえます。

ディスプレイネットワーク広告についてより詳しく知りたい方は以下のGoogle広告ヘルプにある記事をご覧ください。

ディスプレイ広告とGoogleディスプレイネットワークについて

アフィリエイト広告

アフィリエイト広告は、アフィリエイターの運営するサイトやブログに広告を配信する手法です。成果報酬型やクリック報酬型、固定報酬型、表示報酬型などさまざまな課金タイプがあります。

費用対効果の高さは、アフィリエイト広告の大きな魅力です。成果報酬型の課金タイプを選べば、成果に応じた費用しか発生しないため、無駄がありません。ただ、広告を配信するパートナーサイトによっては、誇大広告や不正行為といったリスクがあります。

(例)A8.net

引用元:A8.net

エーハチネットは、スタートアップから大手企業まで導入実績が22,000社以上あり、国内最大級のアフィリエイトサービスです。コースは3つあり、料金は以下のようになっています。

トライアルスタンダードロイヤル
月額料金40,000円37,000円33,000円
おすすめな人初めてアフィリエイトを導入する中期的にアフィリエイト広告を実施したい長期的にアフィリエイト広告を実施したい

参照元:A8.net料金プランぺージ

純広告

純広告は、古くから活用されてきた「広告らしい広告」のことです。純広告には看板などのフィジカルな広告も含まれます。

ネットの純広告でよく使われるのはバナー広告や、画像とテキストを用いたネイティブ広告です。不特定多数の目に触れるため、認知度アップや潜在顧客の掘り起こし効果が期待できますが、まとまったお金がかかるというデメリットがあります。

4. プレスリリース・ニュースリリース

プレスリリースやニュースリリースは、新聞社や出版社などに情報を発信し、取り上げてもらうことを狙う集客方法です。メディアは日々、情報を探しています。特に著名なメディアに情報を取り上げてもらえれば、情報は爆発的に拡散されホームページへの集客は大きく期待できます。

(例)PR TIMES

引用元:PR TIMES 企業登録申請ぺージ

PR TIMESは国内有数のプレスリリース・ニュースリリース配信サービスです。全ての機能が3万円~利用することができ、更に情報発信を強化したい場合は7万円の定額プランもあります。自社の状況に合わせて導入を検討してみて下さい。

ホームページの作成方法3種類を比較|一覧表付き

ホームページを作成する方法は主に以下の3つが挙げられます。

  • プログラミング言語で自作する
  • ホームページ作成ツールを利用する
  • ホームページ制作会社に外注する

それぞれの特徴を踏まえ、費用や技術など参考にしつつ選定できるとよいでしょう。以下から紹介します。

ひと目でわかる!ホームページ作成方法比較表

1. プログラミング言語で自作する

ホームページ作成に使われるプログラミング言語は、主にHTMLとCSSの2種類です。HTMLで文章の構造を作り、CSSで装飾やデザインを施します。

これらの言語を学び、駆使することでホームページを作成することができます。

メリット

  • 費用を大幅に抑えられる
  • デザインやレイアウトなど、完全にオリジナルなものを作成できる

デメリット

  • 専門的なエンジニアリングの知識が必要となる
  • 公開後、予期せぬ対応が必要となった場合にサポートが不十分である

ホームページの作成方法は、制作会社だけではないことを抑えておきましょう。

以下の記事では、ホームページを自分で作成する方法についてより詳しく解説しています。ホームページを自分で作成する3つの方法に関して難易度別にわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

2. ホームページ作成ツールを使う

上記で紹介したHTMLやCSSといった専門的なエンジニアリング知識は基本的に不要であり、無料から使用できるものもあります。費用を抑えつつも、自らのイメージに近いホームページを作成したい方におすすめの方法と言えます。

メリット

  • テンプレートなどを活用することで、専門的な知識がほとんどなくとも作成することができる
  • 制作会社に依頼するよりは、コストを大きく抑えることができる(無料で扱えるツールもたくさんある)

デメリット

  • テンプレートによってはデザイン等に制限がある
  • まったくパソコンやITに触れていない人の場合、活用するのはかなり困難

上記の内容を踏まえ、「ホームページ作成ツールを使ってみたい」「作成ツールについてより詳しく知りたい」といった方は以下の記事で無料ホームページ作成ツールを16選紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

3. ホームページ制作会社に依頼する

制作会社に依頼する方法は、専門的な知識はもちろん、自社の社員リソースを圧倒的に使わずに済むことができます。コストに一定の余裕があり、かつ一定のスピードとクオリティを重視する場合におすすめの方法と言えます。

メリット

  • 最終的な欲しい目的の設計から、プロと一緒に進めることができる
  • 集客やマーケティング、ブランディングといった観点まで設計したホームページを作成することができる

デメリット

  • 制作費用をはじめ、多大なコストがかかる
  • メンテナンスなどの管理に手間がかかる

いざ、ホームページを制作会社に依頼するとなれば、自社に最適な制作会社を多くの選択肢から選ばなくてはなりません。制作会社選びで失敗してしまうと時間と費用を浪費することにつながります。

以下の記事では

  • ホームページ制作会社選びで失敗しない7つのポイント
  • 制作会社に依頼する場合の費用相場

などについて紹介しています。ぜひあわせて参考にしてください。

 

まとめ

ホームページの集客には、「作成目的を明確にする」「デザイン・使いやすさに気を使う」といった根本的なものから「コンテンツマーケティングをおこなう」「SNSや広告を駆使する」といった時間と労力がかかる施策などが挙げられます。

自社の商品やサービスの魅力を十分に伝えられる手法を選定し、効果的な集客を成功できるとよいでしょう。「集客がうまくいかない」「広告運用を検討している」という方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

ホームページの集客のコツは、効果的な運用をおこなうことです。本記事で紹介したように、「PDCA」を回すことを意識しましょう。

この記事を書いたメンバー FLUX siteflow編集部
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